・姫路でお花見をするならやっぱり姫路城

姫路の観光名所として名高い姫路城。一年を通して多くの観光客が訪れます。一年の中でも最も多くの人が訪れるのが、3月下旬～4月上旬にかけて桜の咲く季節です。「日本さくら名所100選」にも選ばれている姫路城の桜は、一見の価値ありです。

日本では桜を観賞し、春の訪れを楽しむことを「お花見」と言います。桜の下に敷物を敷いてお弁当を食べたり、お酒を飲んだりすることがお花見の楽しみ方の一つ。お花見をしながらも団子や甘いものに気が行ってしまうことを「花より団子」ということわざがあるほどです。

2024年3月22日〜4月7日には、姫路城の目の前に広がる定番のお花見スポット「三の丸広場」が解放されます。姫路駅周辺には山陽百貨店やピオレ姫路などが点在しているので、お弁当やお惣菜を買って日本流・お花見を楽しむのもいいですね。

また、有料エリアの「西の丸庭園」も、桜と姫路城を最も美しい比率で眺められる人気のビュースポット。桜と姫路城を最も美しい比率で眺められるスポットの一つ観光雑誌などで取り上げられている姫路城の写真の多くは、この「西の丸」で撮影されています。ぜひ美しい姫路城と桜のコラボレーションをカメラに収めて。

・姫路城の桜はいつ観られる？

姫路の桜は例年3月下旬に開花、その3～4日後に5分咲き、開花から5～6日後に満開を迎えます。毎年、気象庁から発信されている開花予報を事前にしっかりチェックしてから行くことをおすすめします。

2024年の姫路城の開花予報は3月24日(日)、満開は4月2日(火)、桜吹雪は4月7日(日)となっています。

※ウェザーニュースより

・姫路城で行われる春のイベント

春のやわらかな日差しと共に鑑賞する桜も素晴らしいですが、夜は「夜桜」と言ってまた昼間とは違った味わいがあります。姫路城では毎年、夜間に桜がライトアップされるイベント「姫路城夜桜会」が開催されます。

姫路城の白壁へのプロジェクションマッピングや、ストリートピアノの演奏など、幻想的な桜と姫路城、映像や音楽のコラボレーションは見応え満点です。

※チケット料金は入城当日に姫路城の入城口で支払いを。
※詳細は公式HPで確認を推奨します。➡︎公式HPはこちら

・姫路城周辺で観られる桜の種類

日本で自生する桜には変種のものを合わせると100種以上あると言われています。姫路城周辺では、ソメイヨシノ・ヤマザクラ・シダレザクラ・ヤエザクラ・十月ザクラなどさまざまな種類の桜を観ることができます。特に多いのはソメイヨシノで、淡い紅色の蕾から、咲き進むにつれ白く染まる様子は、見る人を魅了します。

姫路城を背景にした桜はフォトジェニックで、日本人だけでなく外国人観光客からも大人気です。

姫路城でのお花見で気をつけたいポイント

姫路城およびその周辺でお花見をする際には、いくつか気を付けたいポイントがあります。ここでは注意事項をまとめました。マナーを守って気持ちよくお花見を楽しみましょう。

・禁煙　※指定喫煙所を利用する
・ゴミ箱がないのでゴミは持ち帰り
・混雑状況等により一脚、三脚、自撮り棒等の撮影禁止
・城内の飲食禁止
・お弁当等は三の丸広場、三の丸広場西側の高台で食べることが可能
※「三の丸広場」の芝生スペースを開放するかどうかは未定。詳細は公式HPにて確認を推奨します。
・姫路城上空、姫路城周辺はドローン禁止

世界文化遺産、国宝の姫路城と桜を同時に楽しめる期間は1年でもたった2週間弱しかありません。2週間という「儚い花の命」も日本人が桜に惹かれる理由の一つだと言われています。この貴重な時期にぜひ、昼も夜も桜を愛でることができる姫路城に足を運びたいものです。白く美しい姫路城と桜のコントラストをしっかりと目に焼き付けて。

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