2024.1.25 140 views
播磨国総社 – 播磨国を守る歴史ある神社|16郡174座の神様と国内最大級の楼門が圧巻
姫路城のすぐ近くに佇む「播磨国総社」。現在の兵庫県西南部を占めた旧国「播磨国」に鎮座する16郡174座の神様を祀る由緒正しき神社です。お守りや御朱印、祭礼など、日本の伝統文化に触れられるアイテムやイベントも豊富。姫路城の帰りに幸せや健康を祈願しに訪れてみては?
・「播磨国総社 射楯兵主神社」への行き方
<電車>「JR姫路駅」下車徒歩約15分
JR姫路駅北口から大手前通りをまっすぐ北上し、大手前交差点西で右に曲がった先に「播磨国総社 射楯兵主神社」があります。徒歩では約15分、タクシーを利用すれば1メーターでつきます。姫路城のすぐ近くにあり、観光後の寄り道におすすめです。
・神社に祀られている神様
「総社さん」「総社の神様」と呼ばれる「播磨国総社 射楯兵主神社」。播磨国のさまざまな神様を祀っている神社で、姫路城のすぐ近くにあります。
播磨国とは、姫路市を中心に、東は三木市や明石市、西は赤穂市、北は宍粟市や神河町など、現在の兵庫県西南部を占めた旧国名のことを意味します。
本殿では、木を植えて日本を緑豊かな国にしたとされる植樹の神様「楯大神」と縁結びの神様「兵主大神」を祀っています。本殿の奥では、播磨国に鎮座する16郡174座の神様を祀っています。
・国内最大級の楼門「総社御門」
神社の西側「総社御門」は、幅26m、高さ16mの国内最大級の楼門です。大正期に一度は取り壊されたものの、平成18年に再建されました。1階は御守等の授与所と参拝受付、2階は貴重な資料を保管する文化財展示室、3階は神殿・展望室の三層構造になっています。
朱・白・金が重なり合って生まれる古典的な美しさは圧巻。ぜひ、門と一緒に写真におさめて。
・「撫でみみずく」
正面の神門から境内に入ると、総社の神使である「みみずく」の像が置かれています。このみみずくの像をなでることで、神様の御神徳を受けられると言われています。
・旅の思い出に「お守り」や「御朱印」
参拝の後は、旅の思い出に「お守り」を購入してみては?
三ツ山大祭に集合された日本全国の神様の御利益をお守りに込めた「幸せ山守り」は、災難や悪霊を祓って、皆さんを幸せに導きます。
恋愛成就には「縁結び守り」がおすすめです。祀っている神様が多いため、お守りの種類も豊富なのがこの神社の魅力の一つです。
神社を参拝した証である「御朱印」。神社によってデザインが異なり、御朱印をコレクションする日本人がたくさんいます。
この神社の御朱印のデザインはシンプル。中央に「射楯兵主神社」と書かれ、右上には神の使いであるみみずくのマークがあります。
・祭礼に行ってみよう
毎年7月10日〜11日に開催される「総社夏祭」や11月13日〜16日にある秋祭り「霜月大祭」は、県外からも駆けつけた多くの参拝者で賑い、祭という日本の伝統文化に触れることができます。
「総社夏祭」では、2日目の夜7時から巫女さんがお湯に浸した笹を振って参拝者にお湯をふりかけ、家内安全・無病息災を祈る「湯立神事」が行われます。
このお湯を浴びると暑い夏を乗り切れると言われています。また使用した笹は、お守りとしてもらうことができます。
「霜月大祭」はこのあたりの地方の最後の秋祭りです。このお祭りは、播磨国総社が今から約850年前の11月15日にこの場所に創建されてことを祝って行われます。
毎年11月13日~16日までの4日間にわたって、舞踊や三味線、和太鼓など、日本の伝統演芸が繰り広げられます。また、祭りの期間中には神輿も登場し、祭を盛り上げます。
「ひめじ祭り」とも呼ばれる姫路を代表する祭なので、ぜひスケジュールを合わせて訪れてみて。
■詳細情報
DATA
- Yes
- No
- 営業時間
- 9:00~16:00
【最終入場】
3~4月・9~10月/18:00
5~8月/19:00
11月~2月/17:30
- 定休日
- 休みなし