2024.11.1 464 views
好古園 – 姫路城に隣接の日本庭園|9つの庭園が魅せる四季折々の風景を楽しんで
日本庭園「好古園」は、姫路で最も有名な観光スポットの一つです。園内では、日本の伝統様式によって造られた庭園や建築物を鑑賞することができます。さらに、桜や紅葉など四季折々の風景も楽しめる人気のフォトスポットでもあります。また園内のレストランでは、庭を眺めながら食事をしたり、茶室では抹茶とお菓子を楽しみながら、日本の伝統文化を体験したりできます。子どもでも楽しめ、車椅子でもまわることができるので、ぜひ家族で訪れて。
・好古園への行き方
<電車>「JR姫路駅」下車 徒歩約20分
<バス>「姫路城大手門前」下車 徒歩約7分
JR姫路駅から徒歩20分ほどでアクセスできる「好古園」。姫路駅から姫路城まで一直線に続く大手前通りやみゆき通り商店街には、食べ歩きできるお店やお土産屋がたくさんあるので、街中を観光しながら徒歩で向かうのがおすすめです。
・姫路城に隣接する日本庭園
「好古園」は姫路城の南西に位置する日本庭園で、「姫路城」に並ぶ姫路で人気の観光スポットです。1992年に姫路の元領主の屋敷があった場所に開園しました。3.5ヘクタールの敷地内は9つの異なる庭園によって構成されていて、訪れる人々は約30分~1時間でその美しさを楽しむことができます。
石や植栽など日本特有の美しさを堪能できる庭園では、庭木や花々を通じて四季折々の移り変わりを感じることができます。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、どの季節に訪れても美しい風景が広がっています。
・「好古園」の見どころ
「御屋敷の庭」は、「好古園」の中で一番広い庭園です。 「御屋敷の庭」にある瀬戸内海をイメージした大池では、約250匹の色とりどりの錦鯉(※)が泳ぐ姿を見ることができます。
※錦鯉…鑑賞用に改良された鯉のこと。海外で人気があり、欧米や欧州では鑑賞用として、アジアでは縁起物として愛好家に人気があります。赤や黄色など色とりどりの模様をした姿は「泳ぐ宝石」とも言われています。
「お座敷の庭」にある渡り廊下も風情があります。伝統的な檜造りによる建築様式で、廊下から眺める滝の景色は絶景です。
園内には江戸時代の建物や景観が残されていて、映画やテレビドラマのロケ地としても使われています。過去には人気アニメ「るろうに剣心」の実写版「るろうに剣心 最終章 The Beginning」の撮影も行われました。撮影された場所はファンにとって人気のスポットになっています。
日本の伝統的な建築様式である数寄屋造りの茶室「双樹庵(Souju-an)」では、お抹茶と季節のお菓子をいただきながら、「茶の湯」が体験できます。
椅子も用意されているので、正座ができなくても安心です。人数に制限があるので、事前の問い合わせがおすすめです。
・四季折々の風景を楽しもう
春(3月~4月)にはソメイヨシノをはじめ11種70本の桜が咲き乱れます。なかでも「御屋敷の庭」や「流れの平庭」にある枝垂れ桜は必見。桜の花が降りそそぐように満開に花をつけた姿は圧巻です。
毎年見ごろを迎える4月上旬からは夜のライトアップイベントも開催されています。
初夏から夏(5月~8月)にかけては、蓮(ハス)やアジサイ、ツツジなど、色鮮やかな花々が庭園を彩ります。青々とした新緑の庭木と踏み石や灯篭とのコラボレーションが美しい「夏木の庭」は、侘び寂びの世界観を感じられるスポットとして人気です。
紅葉が色づく秋(10月~12月)は一年のなかでも特に美しいと言われていて、多くの観光客でにぎわいます。燃えるような赤に染まる木もあれば、日当たりや気温によって黄色やオレンジに染まる木もあり、紅葉の美しいグラデーションは、日本の秋を象徴する景色の一つと言えます。庭園内にある滝や渡り廊下越しに見る風景も風情がありおすすめです。
毎年、見ごろを迎える11月中旬~12月上旬ごろには「紅葉会(Momijie)」が開催され、園内の紅葉がライトアップされます。昼間とはまた違った美しさを堪能して。
【祭り】「紅葉会」2024年11月15日(金)~12月1日(日) 9:00~20:00(19:30最終入園)
【ライトアップ】「紅葉会」期間中の連日(日没~20:00)
※おでかけの際は公式HPで最新情報の確認を。➡︎公式HPはこちら
姫路市は積雪が少ない地域ですが、数年に一度雪が積もることがあります。雪が積もった景色を雪化粧と言いますが、辺り一面雪で化粧されたように白く美しい庭園や姫路城の貴重な姿もまた趣があります。
・レストラン「活水軒(Kassui-ken)」で庭を眺めながら贅沢なひとときを
園内にある「活水軒(Kassui-ken)」は、御屋敷の庭を眺めながら食事ができるレストランです。
おすすめは『国産牛の陶板焼きセット(コーヒーor紅茶付き)』(2,680円)です。陶板焼きとは陶製の板で具材を焼く料理法です。国産牛の柔らかい食感を贅沢に味わって。
他にも、姫路名物の穴子と天ぷらがセットになった『穴子丼セット』(1,480円)などもあります。
・お得な割引チケット
好古園は姫路城の西隣にありますが、敷地内はつながっていません。姫路城に行くには好古園を出て、大手門から姫路城へ入場する必要があります。またそれぞれの施設で料金が必要です。
「好古園」と「姫路城」がセットになったお得な共通券なら、庭園入園料310円、入城料1,000円で合計1,310円のところ、共通券なら1,050円とお得です。
・英語ガイドの依頼について
園内には英語対応できるスタッフがいますが、外国語ガイドのサービスはありません。事前にWEB予約をし、ボランティア英語ガイドが空いていればサービスを受けることができます(無料)。希望する人は下記HPを確認ください。
■詳細情報
DATA
- Yes
- No